【レポート】『ソーシャルバスケットボールキャラバン2025-26奈良ラウンド』

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キャラバンの様子

2025年8月2日、奈良県柏原市中央体育館にて「ソーシャルバスケットボールキャラバン2025-26奈良ラウンド」を開催しました。

当日は、当事者をはじめ県内精神科病院の医療スタッフや奈良県障害者ポーツ指導者協議会の方々など、計17名の方にご参加いただきました。

事前セミナー

交流会に先立ち、事前セミナーを開催。

最初はJSBA副会長の坪井から「JSBAの取り組み」について、次に理事の北中から「エーネン大阪の取り組み」について、お話させて頂きました。

後半の質疑応答では、参加者の皆様から活発に質問が寄せられ、盛況のうちに終了いたしました。

アイスブレイク~基礎練習

初対面の方も多かったため、アイスブレイクでは、声を出さずに出身地や誕生日順に並ぶラインナップゲームや、参加者が一人ずつ項目を提案しながら進める準備運動など、自然と顔を見合わせて交流できる内容を取り入れました。

また、初心者から強豪校出身者まで幅広い層が集まったことから、ドリブル・パス・シュート・対人練習などをバランスよく取り入れ、無理なくバスケットボールに触れていただく形に。

5対5

後半は3チームに分かれて5on5のゲームを行い、試合中も初心者へ自然とパスが回るなど、和やかな雰囲気が印象的でした。

フリースロー大会

イベントの締めくくりには、景品をかけたフリースロー大会を実施。
互いに声を掛け合いながら応援する姿が見られ、シュートが決まると拍手が起こるなど、最後まで一体感のある時間となりました。

さいごに

奈良県内ではソーシャルフットボールの活動が盛んに行われている一方で、バスケットボールはこれまでチームが存在せず、ほとんど取り組みがなかった分野です。

本イベントを機に、参加された医療スタッフの間でチーム立ち上げに向けた声が上がり、すでに来月分の体育館予約も完了しています。

また、奈良県障害者スポーツ指導者協議会からも、精神障碍者対象のスポーツ活動の発展に興味を示していただき、今後のチーム設立への期待も寄せられました。

今回の取り組みが、奈良県でのソーシャルバスケットボールチームの立ち上げ、さらには県内における精神障害者スポーツの発展へとつながることを願っています。

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