【レポート】『ソーシャルバスケットボールキャラバン2025-26東京ラウンド』

2025年8月31日(日)、真夏の猛暑の中、東京都多摩障害者スポーツセンターにて「ソーシャルバスケットボールキャラバン2025-2026 東京ラウンド」を開催しました。

昨年度の東京ラウンドは東京都障害者総合スポーツセンター(東東京)での開催でしたが、今年度は西東京での実施となりました。

当日は交流会に38名、プレセミナーに11名が参加。

盛況のうちに終えることができました。

目次

プレセミナー

JSBA副会長・坪井啓介氏から『JSBAの取り組み』、東京都推進委員・佐藤俊之氏から『東京での取り組み』について講演を行いました。

特に印象的だったのは「支援者の存在の重要性」です。

活動頻度は少なくても継続的に関わる支援者がいないと、チームの存続が難しいという現場の声が共有されました。

また、参加者同士で「メンバーの集め方」や「運営資金の工夫」などについて活発な意見交換が行われ、新たに連絡先を交換する姿も見られました。

交流会開始〜ウォーミングアップ

キャラバン実行委員・一色による挨拶の後、千葉県のバスケチーム『I.W.P.B』の平山選手による「リズムトレーニング」でスタート。

音楽に合わせて身体を動かすことで、自然と笑顔が生まれ、緊張が和らぎました。

練習

続いて神奈川県のソーシャルバスケチーム『横浜フラットヘッド』が練習をリード。

ランニングシュートやパス&シュートなど、声を掛け合いながら基礎練習を行いました。

特別企画:原匠選手との3P対決

予選を勝ち抜いた挑戦者が、インターハイ出場や国体選抜メンバーなどの経歴を持つ原選手に挑むサドンデス方式。

原選手の高確率シュートに対して挑戦者も健闘し、大いに盛り上がりました。

フリースロー対決

参加者全員によるフリースロー大会。

今回はサドンデス形式で実施。

最後まで残った5名の選手には、『三軒茶屋診療所東京リワークセンター』、『アームズラボ』、『株式会社b-side』より景品が贈呈されました。

ゲーム(5on5)

背の順で編成した即席チームとは思えないほどパスがうまく回り、白熱した試合が展開。

最後には上級者選抜チームや女子チーム同士による対戦も行われ、盛況のうちに終了しました。

最後に

今回のキャラバンは多くの団体、チーム、ボランティア、そして多摩障害者スポーツセンターの皆様のご協力により実現しました。

バスケットボールを通じて、さまざまな背景を持つ方々がつながり、笑顔で真剣に楽しめる空間に携われたことを心から嬉しく思います。

私自身、昨年のキャラバンをきっかけにJSBA推進委員となり、ソーシャルバスケチーム『Vagabond』を立ち上げました。

今回のキャラバンも、同じように新たなチーム設立や活動の広がりにつながることを願っています。

そして、今回出会った皆さんと再びバスケットボールを楽しめる日を楽しみにしています。

(文責:一色 航/東京都推進委員)

撮影協力

素敵な写真はVagabondの活動にも協力してくれている松下さんに撮影して頂きました!

平日は訪問リハビリに従事し、週末はファミリーを中心とした写真撮影を行なっています。
医療・福祉の現場や地域イベントでの撮影も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

松下泰輔(作業療法士/フォトグラファー)
連絡先:matsushi0906@gmail.com

開催要項

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