新型コロナウイルス感染症の影響でイベントなどの開催が難しい中、日本ソーシャルバスケットボール協会では各チームにアンケートをお願いしています。
今回はジェネローゾ広島FCからご回答をいただきましたので、ご紹介させたいただきます。
- ジェネローゾ広島とは、どんなチームでしょうか?
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精神障がい者バスケットボール競技の普及・振興を図り、また精神障がいを有する方の健全な心身の養成と社会参加および社会の理解を促進し、バリアフリー社会の実現に寄与することを目的として作ったチームです。
バスケットボールを通じてイタリア語のGeneroso(寛容、寛大)な人になって欲しいという願いを込めて作ったチームです。
フェアプレーも一つの寛大な思いやりです。
交流していただく相手チームもバスケットボールの大好き仲間です。
感謝の気持ちも忘れず、楽しめる、譲り合える、自信を持ち「自分にもできるかも」と思えるようなチームを目指します。
- チーム設立の経緯を教えて頂けますか?
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バスケットボールチームを作る前に、フットサルチームとして活動をしていました。
ボールを蹴る、足でボールをコントロールするより、手でボールをコントロールする方が好きなメンバーもおり、また、両方のスポーツを好きなメンバーもいました。
そして、初心者が、足と手のどちらの方が上達しやすいかと質問すると、やはり、手でコントロールする方が簡単であるという回答でした。
ジェネローゾ広島FC(Feasible Club)は、2019年、精神障がいのスポーツとして実現できるクラブとしてフットサルにつぎ、2つめのスポーツとして、バスケットボールの活動も開始しました。
- 活動の中で、どのようなことを大切にしていますか?
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- バスケットボールの経験、技量に関わらず、他者の参加意欲を尊重し円滑な運営に協力すること。
- 他団体へ敬意を払うこと。
- 他会員への迷惑行為を行わないこと。
- 参加することで知り得た他者の秘密を保持しなければならない。チームを辞めた後も、同様とする。
- チームの特徴は?
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- 初心者が多いです。
- 楽しんで練習しています。(※現在はコロナ禍でなかなか練習を始められていません。)
- 相手の事を思いやり、また、初めて参加した人への声掛けをします。
- 長時間走れる体力はありません。少し長めの休憩を沢山取りながら練習しています。
- シュートが入ったり、仲間に良いパスが出ると、みんな、とても笑顔になります。
- 今後の目標は?
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- シュート力をつける。
- 仲間と共に参加する。
お忙しい中、アンケートにご協力いただきありがとうございました!
広島にお住いの方は、ぜひ参加してみてくださいね!